尾崎泰弘+竹田直樹「BIG BANG – 淡路島で木を拾う」

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尾崎泰弘+竹田直樹「BIG BANG – 淡路島で木を拾う」

※会期が延長になりました。
会 期:2011年4月7日(木)〜5月16日(月)
時 間:12:00 〜 20:00 ※最終日(16日)は17:00まで

淡路島を拠点に活動する二人のアーティスト、尾崎泰弘(現代美術家)と竹田直樹(造園芸術家)は、今回、宇宙の始まりについて共に考えました。
そして、二人は淡路島の海岸や田畑や野山で木を拾い、それを用いて宇宙の最初期の瞬間を説明する「ビッグバン盤」を共同制作、本展にて発表・展示いたします。

本展では、このほかに竹田が流木や薪を極限まで研磨し宝石化した「森の宝石」を、尾崎が農業廃材を用いて時空を変換する「異次元飛行装置」を、併せて発表いたします。

こうして、淡路島のうつろいゆくのどかな自然の瞬間は、宇宙の始まりと融合することにより物質化し、近代社会の中で私たちが手にした内面に宿る普遍的な記憶の記録媒体として提示されることになったのです。

◆GLAN FABRIQUE テラス前にて展示中の「異次元飛行装置」が、「cafe U.F.O.」として営業中!
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テラス前広場に於いて設置、展示されている尾崎泰弘「異次元飛行装置」に搭乗していただけます!
BIWAKOビエンナーレ2010で発表されたこの作品、今展では「cafe U.F.O.」とサブタイトルが付けられており、機体に搭乗?!していただいて、お茶していただくことができます。尾崎自身がBIWAKOビエンナーレで望みながらも果たせなかった、「カフェとしての作品活用」を今展にて実現しています。
また、この作品につきましては、GLAN FABRIQUE が行っている東日本大震災 被災者支援プログラム「OUR JAPAN LABEL」に参加しています。
搭乗料としてお一組様につき ¥300/1時間 を申し受け、その全額を被災地支援のために寄付いたします。
※混雑時は合い席のお願いをさせていただく場合がございます。ご了承ください。

多くの皆さまのご高覧、ご搭乗をお待ちしています。

◆5月3日(火・祝)「BIG BANG」展 特別企画 アーティスト・トーク+えま&慧奏 Live 決定!!
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今展に合わせ、作家によるアーティスト・トーク+ギャラリーライブを行います。
流木や森で木を拾って、または産業廃材や農業廃棄物を使って作品をつくり出す2人。自身の作品を前に、インタビュー形式でお話を聞きます。
アーティスト・トークの後は、伝説のバンド「風の楽団」で出会い、淡路島から世界に向けて音楽の力を伝える2人組のユニット「えま&慧奏」を迎えて、ギャラリーライブを行います。

日 時:2011年5月3日(火・祝) アーティスト・トーク:15:00〜 ライヴ:16:30〜

料 金:無 料(ライヴはカンパ制となりますので、皆さまのご協力をお願いいたします!)

出 演:トーク:尾崎泰弘、竹田直樹 ライヴ:えま&慧奏

◆作家在廊予定日:会期中の土・日曜日 時間未定

◆尾崎泰弘「異次元飛行装置」搬入の模様:“ GLANFABRIQUE TV 「la galerie 搬入なう!」 Twit Casting ”より

http://twitcasting.tv/anniee808/movie/1399251
http://twitcasting.tv/anniee808/movie/1399299
http://twitcasting.tv/anniee808/movie/1399710
http://twitcasting.tv/anniee808/movie/1399817
http://twitcasting.tv/anniee808/movie/1399949
http://twitcasting.tv/anniee808/movie/1400091
http://twitcasting.tv/anniee808/movie/1400288
http://twitcasting.tv/anniee808/movie/1400390

◆プロフィール

尾崎泰弘 / Yasuhiro OZAKI

1959年 兵庫県淡路島生まれ、在住

82年より各地で作品を企画・構想・制作
93年に「THE ARK PROJECT」企画・制作を開始
99-2000年にハプニング・世紀間限定プロジェクト「HAKOBUNEパレード/わたしたちは未来に何を残せるのだろう…」を展開
近作には<淡路島浮上計画><異次元飛行装置><未来への方舟><ピース・ボーイ><THE LITTLE PRINCE>等がある

最近の展覧会

2004 個展「With The Flow」(Nafsha/神戸)
2005 淡路島アートフェスティバル「淡路島浮上計画」 (発明工房・里山基地・みよし荘/淡路島)
個展「The Circle Game」(サーカス・サーカス/神戸)
2006 取手アートプロジェクト2006 一人前のいたずら「終末処理場浮上計画」「古代天文台」「ARK 」など(茨城県取手市)
2009 個展「王國」(サーカス・サーカス/神戸)
2010 淡路島・国生み神話芸術祭2010「鎮守の森、美術館計画」および「神かたり」舞台美術(賀茂神社/淡路島)、琵琶湖ビエンナーレ など

竹田直樹 / Naoki TAKEDA

1961年 姫路市生まれ

1984年 千葉大学園芸学部造園学科卒業
1992年 野外彫刻に関する論文で博士(学術)
1999年より、兵庫県淡路島を拠点に制作活動を展開。植物や庭園や風景に関わる作品を制作する。兵庫県立大学や沖縄県立芸術大学で環境芸術に関わる科目を教えている。

最近の展覧会

2009 越後妻有アートトリエンナーレ
2010 広島アートプロジェクト
2010 琵琶湖ビエンナーレ など

えま&慧奏

慧奏/Esoh(Piano・key・民族打楽器 etc.)
ピアノをメインに、オーバートーンヴォイス(倍音歌唱法)や循環呼吸など独特な奏法や、先住民族のスピリチュアルな伝統楽器と石や木から成る自然素材のオリジナル楽器なども演奏する。その多才さと精神性の高いプレイは、シーンの中でも際立つ存在としてあり続ける。
’87年には、自己のグループ「Silent Pulse」で、モントルー・ニュージャズ・フェスティバル(スイス)に出演する。’91年、ダンス公演「アマミシネリ」の音楽担当として、沖縄・ローマ・パリ・ギリシャ公演をツアーする。
風の楽団〜Wind Travelin’ Band のメンバーとして、えまと共に、グラストンバレー・フェスティバル(イギリス)や、アメリカ西海岸ツアーなど国際的に活動を展開しながら、広くアーティストとの交流をもち、多数のユニットに参加。
もっとより良い世界へと心を向ける人々との間で、音楽イベントやアルバムの制作・プロデュースにも携わる。

えま/Ema(うた・二胡・etc.)
この世のあらゆるものをウタに聞く。
ジャンルも国籍も問わないONENESSの源へ、音楽を道しるべに活動中。
レインボウ・ヴォイスと称される唄声・・・そして、中国の二胡や、タイ・ベトナムの胡弓、月弓などの弓奏楽器を独学で弾きこなし、その倍音を強く生かした奏法により「もうひとつの声」 として奏でる、異色女性アーティスト。
『えま&慧奏』はじめ、伝説のバンド『風の楽団』、他沖縄・奄美の 島唄との共演等、沢山のアーティスト達とのコンサート・レコーディ ングに参加。ビジュアルアートやイベントプロデュース、他アーティストのサウンドデザインを手がけるなど幅広く活躍する。

http://www.yuraiworks.com/